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ミサイルで火災保険は適用されるのか

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本日午前6時過ぎ、北朝鮮より発射されたミサイルが日本の上空を通過し、襟裳岬の東の太平洋上に落下しました。

日本政府は全国瞬時警報システム(Jアラート)で速報を出し、公共交通機関が一時運休になるなど日本中が騒然としました。発射時からミサイルを追跡していた政府は、日本へ落下する恐れがないと判断し迎撃ミサイルによる破壊措置は実施されませんでしたが、これにより北朝鮮に対する緊張は一気に高まりました。

もしミサイルで自宅が被災したら
さて、発射されたミサイルやミサイルの破片、それらに起因する事で自宅が被災した場合火災保険は降りるのでしょうか。実はミサイルによる被災では火災保険はおりません

火災保険の免責事項を確認しよう
火災保険に限らず、保険の契約では免責事項という形で「○○の場合には保険の対象外です。」というような項目が設定されています。一般的な火災保険で免責事項となるケース(契約者や被保険者の故意や過失を除く)には、
戦争
◉核燃料物質による損害
◉地震
が挙げられます。これらは被害が広範囲に渡り、保険金の支払いの規模が想定しづらく、場合によっては保険会社が保険金の支払うことが著しく困難になるからです。

戦争ではおりないがテロではおりる
今回のミサイル発射は政府の見解としては戦争とみなされる可能性がかなり高いので、被災した場合火災保険は適用となりませんが、最近世界的に頻発しているテロ行為により被災した場合は、火災保険が適用されます。戦争に比べると被害が狭い範囲であり、制圧されれば長期化しないことが考えられるからです。

まずは自分と家族の安全の確保を
では、万が一武力行使により被災した場合、戦争なのかテロなのかで火災保険の適用となるかが変わってくるのですが、これは政府の見解によるので、政府の発表がなされるまで火災保険の適用となるか判断はできません。まずは自分と家族の安全を確保し、落ち着いたら契約している保険会社へ連絡しましょう。

必ず保険会社へ連絡を
ここまでは一般的な見解と対応を書きましたが、武力行使や災害は起きる時期も規模も期間も予測がつけられません。政府より戦争という見解が出されていても、被害の規模や状況に応じて何らかの保証が受けられるケースもあります。被災したら必ず保険会社へ連絡して下さい。

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